哺乳動物の胎児は胎盤によって母体と結びつき、酸素や栄養の補給を受けたり、老廃物を排泄して生命を維持し、成長していきます。
胎盤は、それだけ重要なはたらきができるすぐれた成分を豊富に備えていることを意味します。
実際、動物が出産直後に胎盤をきれいに食べてしまうのは、出産で衰えた体力を補うものと考えられています。
胎盤への関心は古く、特に中国では16世紀の薬物書にその記載があります。
日本では江戸時代に「虚を補う」薬として、全身衰弱、肺結核、貧血、ぜんそくなどに適用されていましたが、科学的な研究は戦中から戦後にかけて始まり、1960年代に入って各種の成分分析により、次々とその効用が明らかになっています。
現在、胎盤エキスは摂取しやすい健康食品として、また、美肌に効く化粧品として注目されています。
なお、医薬品(注射薬)としてはすでに認定されており、慢性肝炎、胃・十二指腸潰瘍(かいよう)、更年期障害に用いられています。
健康食品の原料となる胎盤はウシの胎盤が使われます。ヒトの胎盤は医薬品に用いられ、健康食品には使えません。
効能
動脈硬化・脳卒中などを予防する
造血作用があり、貧血を改善する
老化を予防し、肌を若返らせる
抗アレルギー作用があり、花粉症・皮膚炎を予防する
体力・疲労を回復する
全身の血行をよくする
自律神経・ホルモンの作用を調整する
傷・炎症を鎮め、早めに修復する
精力増強に効果がある
成分と効用
各種の必須アミノ酸、ペプチド、ビタミン・ミネラル類など生理活性に作用する成分がバランスよく豊富に含まれています。
その効用は血行をよくし、免疫機能を高めて弱った体力・疲労の回復にはたらきます。
そのほか、認められているだけでも、抗酸化作用、抗炎症作用、自律神経・ホルモンの調整作用など多岐にわたり、最近では、抗アレルギー作用も明らかになり、皮膚炎や花粉症などへの適応、さらには、抗がん作用の研究も進められています。
注目の成分
ペプチド+ビタミン・ミネラル・酵素類など…ペプチドはタンパク質がアミノ酸に分解される途中の小規模な集合体。これらの成分が複合的に作用して生理機能を活性化する。
こんな方にオススメ
疲れやすい人
体力・精力の衰えが気になる人
健康に自信がない人
しみ・くすみ・肌荒れが気になる人
